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韓国のウォン安

韓国で輸出拡大を後押ししてきた
ウォン安の負の効果が膨らんで
いるそうです。

輸入物価の上昇によって海外に流出した
所得(交易損失)は、2011年に65兆8200億ウォン
(約4兆7000億円)と前年比6割増えたそうです。

大企業の海外市場での躍進は国内の
「豊かさ」には必ずしも結びついておらず、
ウォン安志向をとってきた李明博(イ・ミョンバク)政権への
不満が高まる原因にもなっている。

 韓国銀行(中央銀行)が30日発表した11年年間の実質国内総生産(GDP、改定値)は前年比3.6%増となった。
だが購買力を表す実質国内総所得(GDI)は同1.3%増にとどまり、実質GDPの伸び率を大きく下回った。

このギャップは貿易を通じて海外に流出した
金額を示す「交易損失」によって生じて
いるそうです。

ウォン安に原油などの資源や穀物
値上がりなどが重なり、貿易での
輸入価格が輸出価格以上に上昇したことが
交易損失を押し上げているそうです。

その分だけ国内の購買力は低下し、
内需を抑制する要因になっています。

ウォン安になると輸出は良いですが
輸入は大変です。

結局、大企業は儲かって、国民は
貧しくなっています。
韓国は、中小企業は弱いですから。

こんなに、ガソリンが高くなると、
大変ですね。
ウォン安のデメリットです。