中国の有毒濃霧

中国の有毒濃霧問題です。
日本にも影響が出ています。

中国国務院（政府）は６日、自動車用ガソリンの品質を
１７年末までに日本や欧州並みに
引き上げる方針を決めたそうです。

品質の低さが深刻な大気汚染の一因との指摘が
出ており、批判の高まりに応えたとみられます。

温家宝首相主宰の常務会議で、日本や欧州が導入している欧州排ガス規制「ユーロ５」
（硫黄含有量１０ｐｐｍ以下）に対応する「国５」基準を年内に公布し、１７年末までに
全面移行することを決めた。また、国有石油大手の中国石油化工（シノペック）などに
対し、期限までに精製設備の改修などを進めるよう指示した。

中国では、ほとんどの地域で「ユーロ３」（同１５０ｐｐｍ以下）に
対応する「国３」のガソリンが使われているそうです。

「ユーロ４」（同５０ｐｐｍ以下）に対応する「国４」は
上海など一部都市のみで、「国５」が使われて
いるのは独自に先行導入した北京市だけだそうです。

大気汚染が深刻化する原因にガソリンの
品質向上の遅れが挙げられているそうです。

でもお金がかかるようです。
企業がそのお金を出せるかどうかですね。
お金があるうちに、早く作った方がよいと
思いますが。