統一地方選、首長選で「保守分裂」
各地の首長選で、自民党が候補者を
一本化できない「保守分裂」が
相次いでいるそうです。
統一地方選の奈良、徳島の両県知事選
(4月9日投開票)では、自民内で敵と
味方に分かれて戦う見通しだ。
分裂選挙後は、自民内にしこりが残る可能性が高く、
今後の国政選挙への影響を懸念する声も
出ているそうです。
「もう一本化に向けて、頭を下げるという
選択肢はございません」
18日、奈良県天理市内で行われた
県知事選に向けた決起集会。
自民県連会長の高市経済安全保障相は
こう語気を強め、元総務官僚の
平木省氏(48)への支援を呼びかけた。
平木氏は、高市氏が総務相時代に
秘書官を務めた。
平木氏と、5選を目指す荒井正吾知事(78)は、
ともに自民県連に推薦を求めた。
対応を一任された高市氏は1月、平木氏の
推薦を決めたそうです。
県連は前回選で荒井氏を推薦しており、
反発する一部の自民県議らは荒井氏の
支援に回る動きを見せる。
荒井氏は22日、「どんな事情があっても
退くことは絶対にない」と強調したそうです。