二階派の議員
「うちはどうなるんだろう」
こう漏らしたのは、二階派の国会議員だそうです。
昨年9月の自民党総裁選では、真っ先に
菅義偉首相の立候補を後押しして
キングメーカーとなった二階俊博幹事長。
だが、今回の総裁選では存在感を示せない状況だそうです。
岸田派会長の岸田文雄元外相、高市早苗前総務相、
河野太郎ワクチン担当相の3人がすでに
出馬表明している。
だが、二階派はまだ誰を推すか態度を
ハッキリさせていないそうです。
菅首相の退任表明後、二階氏が接触したのは
元幹事長の石破茂衆院議員だ。
総裁選に意欲を燃やす石破氏はグループだけでは
推薦人確保が難しく、二階幹事長に支援を要請した。
「二階氏がサポートを打診し、石破氏も
ありがたいお話だと応じたそうです。
今回は石破推しと聞いていた」
(前出・二階派の国会議員)
しかし、河野氏が出馬表明し、石破氏の
グループが揺れ、平将明衆院議員らが
河野氏支援を表明した。
総裁選に出馬するための推薦人は20人必要だ。
石破氏のグループは全員で17人、ただでさえ
足りなかったのに、さらに窮することになった。
確かに完全に後手に回っています。
これからどうなるのでしょうか。
厳しいかもしれません。