中国の大気汚染の拡大

中国の大気汚染の拡大の論評です。

中国国営新華社通信のウェブサイト
「新華網」の１１日の記事です。

深刻さが際立つ大気汚染を総括する
異例の論評を掲載したそうです。

有害物質を含んだ濃霧は全国１０４都市に
拡大し「８億人余りが呼吸すら困難となった」と
振り返ったそうです。

「応急措置は役に立たず、濃霧発生は常態化した」とし、
政府がここ１年、有効な解決策を打ち出せなかったことを
示唆しているそうです。

国民の不満は高まっており、中国指導部は
対応に苦慮しているそうです。

共産党・政府系メディアは最近、有害濃霧発生によって
「国民の団結が強まった」などとする記事を
インターネットに相次いで発表、国民の大きな批判を
受け即座に削除するなど迷走ぶりが目立っているそうです。

呼吸もできなくなっているようです。

対策したくても国有企業の利害があるようです。
難しいのですね。
既得権益ですね。
尖閣とか言っている場合ではないと思いますが。