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島根で鳥インフル疑い

島根県は29日、同県安来市の養鶏農家で死んだ5羽の鶏を簡易検査した結果、高病原性鳥インフルエンザである疑いが
強いと発表した。同じ農場の別の鶏の検査でも陽性反応を検出。
ウイルスは強毒性のH5型の可能性が高いという。

県は12月1日に動物衛生研究所(茨城県つくば市)に検体を
送り、同日夜には感染が確認される見込み。
農林水産省は29日、
松木謙公政務官島根県に派遣することを決めた。

ウイルスが確認され次第、県は危機管理対策本部を設置し、
発生農場の約2万羽の鶏を全て殺処分する。
また、発生農場の半径10キロ以内で、
鶏の移動制限などの防疫処置を実施する。

溝口善兵衛知事は「県内の養鶏農家に衛生管理の徹底を
指導し、まん延の防止に万全を期す」と述べた。県によると、
鳥インフルエンザは人に感染する可能性が極めて低く、
鶏卵や鶏肉を食べてウイルス感染した事例はないという。