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中国政府 オンライン地図サービス

中国国土資源省は21日、独自のオンライン地図サービス
「マップワールド」を発表した。グーグルの衛星地図サービスである「グーグルアース」に対抗する。

新サービスは、グーグルの中国本土におけるサービスをさらに困難にする可能性がある。
グーグルと中国政府の関係は昨年から悪化しており、
同社は中国本土の検索サービスを撤退に追い込まれた。

中国当局は5月に、オンラインで地図、位置情報サービスを提供する会社に対し、
免許申請を義務付けた。新規則では、中国政府は免許を取得できなかったプロバイダーを
閉鎖する権利を有するほか、
プロバイダーは免許申請のために国内にデータを保存するサーバーを設置しなければならない。

グーグルは中国でオンライン地図サービスの免許を申請しなかったが、
中国本土のパソコンからもサービスにアクセスできる。

同社は中国本土にサーバーを保有しておらず、グーグルの動画コンテンツ共有サイト、
ユーチューブや写真サービスのピカサにはアクセスできず、
時おりアクセスが困難になる。現在は、中国本土発の検索は、香
港の検索エンジンに誘導されている。

マップワールドのウェブサイトでは万里の長城の広大な画像の上に、
世界の大陸をかたどった雲が描かれている。
北京中心部の高解像度画像は2009年10月1日に撮影されたとみられる。

同サービスは中国国外に関しては、高高度からの画像のみを提供しており、中
国と北朝鮮の国境付近は一定の解像度を超えると画面が空白になる。
他の国々も解像度をあげると同様の状況に陥る。
また、台湾は本土と同じ解像度で見ることができない。