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ヒマラヤ遭難

ネパール・ヒマラヤ山脈の高峰ダウラギリ(8167メートル)で
日本人登山家3人が雪崩に巻き込まれた遭難事故で、
現地に捜索隊を派遣している日本プロガイド協会(事務局・
愛知県刈谷市)は13日、行方不明になっている登山隊4人のうち、
本田大輔さん(32)=長野県白馬村=が遺体で発見されたことを明らかにした。
カトマンズに滞在中の角谷道弘・同協会長(47)から12日夜に連絡が入った。

本田さんらは先月28日、
標高6000メートル付近を登山中に大規模な雪崩に巻き込まれた。
最後部にいた島田和昭さん(37)=兵庫県芦屋市=は自力で脱出して助かったが、
本田さんのほか、隊長の田辺治さん(49)=名古屋市中区、
山本季生さん(36)=富山県朝日町、
現地人シェルパ1人の計4人が行方不明になっていた。

日本プロガイド協会の関係者は「捜索隊が雪の中に埋まっていた遺体を発見し、
引き上げて本田さんと確認したようだ。
どのような場所にどんな状態で、いつ発見されたかは聞いていない。
当初の捜索活動は14日までの予定だったが、今後いつまで続けるか未定」と話している。

 岩倉市に住む本田さんの父親の誠さん(59)は13日、「現実を受け入れざるを得ないだろう。見つけていただいたことに感謝する。日本を出発する直前に実家を訪れ、家族や親せきの人と登山について話していたのが最後になった」と言葉少なに語った。