電気料金値上げで有識者の厳しい声

電力大手７社が申請した家庭向け「規制料金」の
値上げを巡り、消費者庁は２日、有識者の会合を
開き、経済産業省から電力大手で
相次ぐ不祥事の影響を聴取した。

出席した有識者からは「（経産省に）
検証能力があるか疑問だ」などの厳しい指摘が
相次いだそうです。

規制料金の値上げの認可手続きでは、
経産省と消費者庁が協議を行う。

電力大手では、新電力の顧客情報の
不正閲覧や、電力販売のカルテルが発覚し、
消費者庁が、値上げ幅が妥当かどうか、
不祥事との関連を調べるよう求めていた。

会合で経産省は「明確な因果関係は
確認されなかった」と説明し、今後も
各社が経営の効率化をしっかりと
進めているかどうか、厳しく審査していく方針を
示したそうです。

電気料金の値上げについては、
原油価格やLNGの価格が上がって、商社の利益は
最高になっています。
でも、結局、電力料金に転嫁されて国民が
負担しています。
商社の利益を電気料金の値下げにするべきだと
思いますが。