プーチン大統領「併合宣言」は失敗か?
ウクライナでロシア軍の撤退や敗走が相次ぎ、
軍の指揮系統の乱れや甘い戦局見通しを
批判する声が国内で噴出しているそうです。
米欧からは露軍が一層窮地に追い込まれるとの
見方が広がる。
プーチン大統領の東部・南部4州の
併合宣言は失敗に終わる可能性が出てきた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は
2日のビデオ演説で、南部ヘルソン州の
2集落を奪還したと表明した。
東部ドネツク州の要衝リマン奪還を
発表したばかりだが、反転攻勢が続いている。
米シンクタンク、戦争研究所は2日、
ロシア国営メディアがリマンでの敗走を嘆き、
部分動員令の組織的な失敗を批判するなど
報道に変化が出ていると分析した。
国営テレビの出演者は4州併合を非難、現状で
ロシアに4州を支配する能力があるのかと疑問を呈した。
「現場を離れて民兵らに戦闘を任せ、必要な通信や
弾薬も供給しなかった」。
ロシア軍のリマン退却を受け、プーチン氏に
忠誠を誓う南部チェチェン共和国のカディロフ首長は1日、
リマン防衛の責任者、中央軍管区の
ラピン司令官を名指しで批判したそうです。
戦争で一番大事なのは兵站です。
武器ではありません。
兵士の生活に必要な物資です。
今から、寒くなります。
ロシアは、これから大変になります。