秀岳館入学辞退
熊本県八代市の秀岳館高男子サッカー部の
寮内で3月、入学前から練習に参加していた
県外出身の中学3年(当時)の男子生徒が
上級生から暴行を受け、入学辞退に追い込まれた
問題で、生徒が1カ月以上たっても別の高校に
進学できていないことが9日、分かった。
私学を所管する県私学振興課は
「どうにかしないといけないという
思いはあるが、法令上、県がどこまで
関われるか分からず、今後検討する」と
言っている。
生徒は他校に通うことを希望しているが、
同課は「主に通信制高校で年度途中に
受け入れる編入学という制度があるが、
県内の全日制高校ではやっていない」と説明。
秀岳館高側がいったん入学を認め、他校へ
転学させる方法も考えられるが、同課は
「私立高なので学校と保護者が話し合ってほしい。
相談があればアドバイスする」とした。
保護者らによると、生徒は全国大会への
出場を夢見て、スポーツ推薦で
秀岳館高への進学を決めた。
入学前に入寮して数日後、食堂で配膳中、
2年生(現3年生)の1人から「調子に乗るな」と
言われ、後頭部と背中を殴られた。
「殺すぞ」とも罵倒されたそうです。
他の高校に行けないのはおかしいですね。
もっと高校も柔軟に対処する必要があります。