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田中将大の放出の影響は大きい

どんなパフォーマンスを見せようとも
勝てなければ、逆風に晒される。
それが常勝軍団の宿命だ。
史上最多27度のワールドチャンピオンを誇る
ニューヨーク・ヤンキースは、いままさに、
名門ゆえの苦境に立たされているそうです。

今季のヤンキースは、シーズン途中のトレードで
補強したジョーイ・ギャロとアンソニー
リゾーを加えた強力打線がチームをけん引。
同じ東地区のトロント・ブルージェイズとの
熾烈な争いを制して、地区シリーズ最後の
1枠を決めるワイルドカードゲームに
勝ち進んだそうです。

しかし、宿敵ボストン・レッドソックスとの
重要なワイルドカードゲームでチームは沈黙。
頼みのエースだったゲリット・コールも
打ち崩されて2対6と敗北を喫し、
あっけなくシーズンの終了を迎えたのである。

世界一を目標に掲げていたチームの課題は
開幕前から明確。
米老舗誌『Sports Illustrated』が「タナカを
手放したのは大きな間違いだ」と指摘した通り、
それは先発投手のテコ入れにあった。

昨オフにぜいたく税の回避に追われたヤンキースは、
田中将大との再契約を行使しなかったそうです。

バッターはたくさんいます。
よいピッチャーはなかなかいませんからね。
田中は戻ってきませんからね。