原発処理水の海洋放出
東京電力福島第1原発事故に伴い、
長らく懸案となっていた処理水の
海洋放出を菅義偉首相が決断したそうです。
処理水をタンクにため続ける対応に
限界が迫る中、政府は「先送りできない課題」と
理解を求めるが、野党は「県民無視」
(立憲民主党の枝野幸男代表)などと一斉に批判。
秋までにある次期衆院選の争点に据える
構えで、与党には動揺が広がった。
「もうこれ以上は避けて通れない。そういう中で判断した」。
海洋放出を正式に決めた13日、首相は
記者団に自身の決断の正当性をこう訴えた。
風評被害に苦しむ福島県民の理解を得るため、
自らが先頭に立って説明に努める考えも示した。
今回の決定に先立ち、首相は全国漁業協同
組合連合会の岸宏会長と7日に会談。
岸氏は反対の姿勢を崩さなかったが、
首相はそれから1週間足らずで押し切った。
政府は「安全性はクリアした」(首相周辺)
との立場だが、首相自身が全漁連や
福島県民に説明を尽くしたとは言い難い。
風評被害を抑えられる保証もなく、政府関係者は
「次期衆院選の福島は難しくなる」と逆風を認める。
でもですね。
絶対に、地元は反対するのです。
理解なんかされるわけがありません。
でも、日本として判断する必要があります。
菅首相は、凄いと思います。
過去の首相は決断できませんでした。