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藻から石油

仙台市と筑波大、東北大は、
東日本大震災の復興事業として
取り組んだ藻類バイオマス
共同研究体制を大幅に見直すそうです。

市の下水処理施設「南蒲生浄化センター」
宮城野区)で、藻類のオーランチオキトリウム
から石油成分を回収する研究の
実用化を断念。

新たに民間企業の協力を受け、別の藻類から
燃料や農業用の培養液などを
取り出す研究に方針を転換するそうです。

市と両大学は2011年から、センターの
生活排水を利用し、オーランチオキトリウム
などの藻類を培養する研究を推進。

12~16年度の5年間、国の復興
プロジェクトとして総額9億円の
補助金が交付され、13年にはセンターの
隣接地に共同研究施設が開設された。

回収した石油成分を下水処理に生かす
循環システムの構築を目指したが、
研究で雑菌処理や培養コストの
削減が想定通りに進まないこともあり、
実用化を断念するそうです。

石油は、現在輸入価格が安いですからね。
その価格より下がらないと実用化は
難しいですね。
最後は、価格になります。