日中韓の若者の起業

環球時報は、日中韓の青年に
起業に対する「温度差」が見られると
伝えたそうです。

韓国貿易協会国際貿易研究院が昨年、
首都圏の大学生に対して行った調査で、
「卒業後に起業したい」と答えた割合は、
中国人が40．8％だったのに対し、
韓国と日本はそれぞれ6．1％と3．8％
だったそうです。

今年6月に出版された「2016年中国大学生就職報告」によると、
大学卒業後に起業した人は2013年の2．3％から
2015年は3％に増加したそうです。

少ないようにも見えるが、人数にすると
20万人以上の卒業生が起業した
ことになるそうです。
一方、国営企業への就職を選択した学生は
22％から18％に減少しているそうです。

韓国では安定した公務員が若者に
人気の就職先だが、実際の若者の起業率は
日中よりも高い。
背景には、高い失業率（今年6月には10．3％を記録）
から「仕方なく起業する」人が増えているそうです。

日本でも起業する意志のある人は
年々減少傾向にあり、1987年には
178万人だったが2007年には101万人に
なっているそうです。

簡単ですよ。
中国は、大学を卒業しても就職する会社が
ないからです。
日本のように、人手不足が続いていれば
起業する必要もありません。

それが一番大きいと思いますが。