中国選手
東京オリンピックに出場している中国選手に
かかるプレッシャーが、かつてなく強まっているそうです。
金メダルに届かなければ、どんな成績であれ、ネット上の
国家主義者から非愛国的な選手とみなされ非難の的に
なるそうです。
卓球混合ダブルスのペアは7月26日、涙ながらに謝罪した。
理由は銀メダルを獲得したことだった。
劉詩雯選手は「私がチームを失望させたと感じています
(中略)皆さん、ごめんなさい」と言って頭を下げた。
目には涙があふれていた。
ペアを組んだ許昕選手も「国中がこの決勝を楽しみにしていました。
中国チーム全体がこの結果を受け入れられないと思います」
と言い添えた。
中国の独壇場だったはずの卓球の決勝で日本に
敗れたことで、ネットは激しく炎上した。
SNS大手ウェイボー(微博)では、一部の過激なユーザーが
混合ダブルスのペアを攻撃、「国家を敗北させた」とののしった。
審判が日本の水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアに
偏っていたとする根拠のない書き込みもあったそうです。
国家主義的熱狂が全土を覆い続ける中、オリンピックの
メダル獲得数は、単なるスポーツの栄光にとどまらない
現象と化している。
国全体で盛り上げていますからね。
共産主義の弊害です。