玄葉外相が訪中

中国共産党・政府は、２３日の玄葉光一郎外相の
日帰り訪中を厚遇したそうです。

環太平洋連携協定（ＴＰＰ）や南シナ海問題などで
米国が「アジア回帰」を進める中、日本と協調を
強める戦略を描いているとみられます。

玄葉外相に対して中国側は温家宝首相、
戴秉国国務委員、楊潔外相が相次いで会談しました。

重視の姿勢を示した。

「（玄葉氏は）大変若い。長い間、中日友好関係の発
展に尽力してきた」。

温首相は会談で好意を前面に出した。

中国外交筋によると、中国政府は内心では南シナ海問題で
米国や東南アジア諸国連合（ＡＳＥＡＮ）
との連携を進める日本政府への警戒を強めている。

ただ米主導の「対中包囲網」を弱める狙いから、
１２月１２～１３日で調整が進む野田佳彦首相の訪中を
極めて重視しているそうです。

胡錦濤指導部は「海上危機管理メカニズム構築などに
前向き」（日中外交筋）だ。

しかし玄葉外相の訪中に合わせるかのように
中国海軍の艦艇６隻が沖縄本島と宮古島の間の
海域を通過。

したたかですね。

日本も、毅然と対処すべきです。
本当に、裏表のある国です。